J-REITの不動産投資信託としての分配金利回りの魅力や銘柄などをご紹介。
J-REIT(ジェイリート)とは、不動産を所有したり運営するために作られた法人で不動産投資信託のことです。J-REITは金融商品の中では比較的安定したものとして注目を集めており、大きく拡大してきています。J-REITに投資することは、不動産に間接的に投資することを意味しますので、最近では不動産投資に興味を持ったときに、まずはJ-REITを知ることから始める人もいるくらい有名になってきました。J-REITは株式と同じで市場に上場しているものであり、投資口の価格は常に需給に関連して変動することになります。不動産を証券化した新しい金融商品がJ-REITであり、投資家はJ-REITを扱う証券会社を通して、毎日の市場価格で自由に売買することが可能です。投資する際は不動産情報だけに限らず、株式などの情報も考慮しながら売買するのが良いかと思います。J-REITが日本の不動産に投資する金額は5兆円を超えており、数にすると1,200棟にもなります。J-REITが投資対象としている不動産はオフィスビルに限らず、物流施設やシニア住宅、商業施設といった収益不動産全般にわたります。投資法人は42銘柄あり、41銘柄が東証市場(そのうち1銘柄が福証へ重複しています)、1銘柄がJASDAQに上場しています。
J-REITの銘柄の一部をご紹介いたします。日本リテールファンド投資法人、日本コマーシャル投資法人、東急リアル・エステート投資法人、森トラスト総合リート投資法人、ビ・ライフ投資法人、ジョイント・リート投資法人、日本レジデンシャル投資法人、ラサール ジャパン投資法人、ジャパンリアルエステイト投資法人、森ヒルズリート投資法人、ケネディクス不動産投資法人。オリックス不動産投資法人、アドバンス・レジデンス投資法人、日本ビルファンド投資法人、エルシーピー投資法人、東京グロースリート投資法人、フロンティア不動産投資法人、日本プライムリアルティ投資法人、福岡リート投資法人。ジャパン・シングルレジデンス投資法人、プロスペクト・レジデンシャル投資法人、ユナイテッド・アーバン投資法人、クリード・オフィス投資法人、プレミア投資法人、ジャパンエクセレント投資法人、スターツプロシード投資法人、野村不動産レジデンシャル投資法人、グローバル・ワン不動産投資法人、DAオフィス投資法人、FCレジデンシャル投資法人、産業ファンド投資法人。ニューシティ・レジデンス投資法人、クレッシェンド投資法人、リプラス・レジデンシャル投資法人、トップリート投資法人、日本アコモデーションファンド投資法人、日本ロジスティクスファンド投資法人、日本ホテルファンド投資法人、阪急リート投資法人、ジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人、野村不動産オフィスファンド投資法人などがあげられます。
不動産投資であるJ-REIT(Jリート)は、オフィスビルや住宅などからの家賃収入が収益の大部分となります。その家賃収入から必要経費を差し引いた分を利益として投資家に分配することになります。比較的安定した投資ができる金融商品がJ-REITといえます。普通の企業であればビジネスが多岐にわたっていることもあり毎年の利益にブレが生じますが、賃料収入が基本のJ-REITであれば、新規に不動産取得がないかぎり、比較的簡単に毎年の利益予想をすることが可能です。それゆえ安定した投資につながると言えそうです。企業の利益の変動が株価を左右して投資家の収益に大きく影響してくる株式投資と比較すると、J-REITはブレ幅が少ないようです。投資対象にもよりますが、株式投資をハイリスク・ハイリターンと見るならば、J-REITはミドルリスク・ミドルリターンというところでしょうか。J-REITは不動産投資の収益性が高く、ほぼ全ての利益が配当されています。J-REITの決算は半年毎に行われ、分配金が支払われます。法人税等が課税されていないこともあって、約3〜5%という比較的高い水準の分配金利回りとなっています。J-REIT最大の魅力は、この比較的高い分配金利回りにありそうです。